旅人イメージ・ショルダーバッグ

※この記事は星のカービィWii及びWiiDXの終盤のネタバレから始まります

ブラボー、ブラボー。
さすがは 中の人。
よく、メンドーな作業…
裁断と 縫製を 終わらせてクレタネェ。
オォ…
ついに完成しタゾ…
コレぞ世界に1つしかナイ…
「マホロア・イメージ・ショルダーバッグ」!

ソウさ! ねらいは 始めカラ 倉敷帆布 だったンダヨ!
な~んて カオしてるんダィ?じゃあ、ゼンブ教えてヤルヨ。(略)

茶番はこれくらいにしまして。マホロアバッグ作りました。
私はやったんだァーっ!!!(n回目)

エアライダーを遊んでいて、思いの外キャラクター熱が再燃してしまいまして。
趣味で型紙の通販サイトとか見ているうちに、うん?この型紙、イメージバッグに応用できないか?と。
ちなみに私、基本的に「これであれが作れるのでは?」と閃かない限り型紙は買いません。(もしくは気に入った生地を先に見つけていて、その消費手段を探している時)
逆に言うと、今積んでいる型紙は「これであれが作れるかも」と閃いたから積んでいるんです。積んでいる型紙の数は数えてはいけない。
あとまぁ、ケイティバッグの容量が少ないのもネックになってきまして。
(軽装向きのボディバッグにあれこれモノを詰め込み過ぎる私の運用方法がそもそも間違っている)
そろそろ容量のある大きめバッグが欲しいなーと思っていたのもきっかけです。

マホロアブルーの帆布がない

深刻な問題、希望通りの色の生地がない。
そもそもWii、WiiDX、エアライダーでぜーんぶビミョーに色が違うんですよね、マホロアブルー。ついでに言うと、ぬいぐるみ類は色鉛筆のようなしっかりした青色。(これはリアルで特注カラーの生地を用意するのが大変だからという理由もありそう)
オックスやブロード等はまだ色が豊富な上、販売している場所も通販もかなり多いので頑張れば割と希望通りの生地が手に入りやすいんですが、帆布って中々理想的な色の生地が手に入らなくて。どうしても24色色鉛筆のようなバッキリはっきりした色しかなかったりします。
あと思いの外なかったのが、黄色い帆布。マスタードイエローだったりパステルイエローだったり、ドストレートな黄色です!みたいな帆布があまりなくて。
今回も1つのメーカーから同じ種類の生地を取り揃える為、白・黄色・青・紺色が揃っていた倉敷帆布を取り寄せました。(紺色だけは時期的に入手が出来ず、別のメーカーから発注。まぁ裏側だけだから大丈夫かなーと)

そういや少し前に会計ポーチ作ってたよなと突っ込まれそうですが、因果が逆です。元々はこのバッグを作る為に資材を発注していて、その前にイベントが近づき「会計ポーチ作れるんじゃ?」と気づいちゃった結果作ったのが会計ポーチです。
まぁ、おかげで裏地の生地が足りなくなり、一部生地の方向を変えて生地を取ったりしましたが。

型紙

MJB Patternsさんより、Lukeの型紙を購入しました。
Lサイズを製作したのでA4サイズの書類ケースがすっぽり入ります。
底の形が結構面白い形をしているので、他のバッグを作る時に応用してもいいかもしれない。
表地は帆布11号(主要な部分には接着芯を貼る)、裏地は綿ポリダンガリーです。

マホロアのチャームポイントの1つが裏だけ色が違うマントだと思っているので、フラップはマントのイメージで白と黄色のツートンカラー。裏側は紺色です。
裏側だけ色が違うの、何かと裁縫屋やコスプレイヤー泣かせです。特に裏が濃い色だと、表地に色が響くんですよ……orz

ポケットは耳(?)のイメージで生地を縫い合わせました。
計算はそこそこ面倒でした。が、ドール服を作った経験があるとあっちの方が死ぬほど面倒なので、これ程度ならそこまで面倒じゃないなと感覚がバグります。(※結局面倒なことには変わりはない)

個人的メモ:袋布のポケットにはスナップボタンをつけてもよかったかも
(その場合は接着芯での補強と金具、工具が必要)

見返しと口布は思い切って青色に。
フラップをめくった瞬間に青色が目立つのがお気に入り。

裏地は色々アレンジしています。
見やすさ重視でパステルイエローとパステルブラウンのツートンカラー。彼の地肌(?)と瞳の色のつもりだったんですが、手袋の色と言ってもいいかもしれない。
個人的に大きいポケットが1つドーン!よりも、それなりの大きさのポケットが複数ある方が便利だと感じるので、レシピでは片側にしかついていなかったポケットを両側につけました。
オマケでボトルホルダーも追加。500mlのペットボトルが立てられます。

個人的メモ:ボトルホルダーのタテの位置は要調整
いっそのこと全体に仕切りを追加してもよかったかもしれない
ポケットはタックポケットにしてもよかったかも(入れるものに応じて要調整)

ショルダーベルトは表側が帆布、裏側がオックスのツートンカラー。
おしゃれ目的と思わせておいて、実は帆布だけで布ベルトを作ろうとしたら、布地が厚すぎてミシンが悲鳴を上げまして……Oh。
なので生地の厚さを減らすためという切実な理由もありました。
こういうの、職業ミシン等馬力があるミシンならいけると思います。ちょっと気になる職業用ミシン。
(レシピでは市販のショルダーベルトを使うと指示されていた)

アイロンラバーシート

私がバッグを作る際に取り入れたい要素の1つが「反射材」です。
マホロアってあまりゴテゴテ装飾して主張するキャラクターじゃないよなーと。ならば生地とアイロン反射シートの色を同じにしてなじませて、フラッシュが当たった瞬間に模様が浮かび上がる方がそれっぽいかなと。
ちなみに、ケイティバッグと同じくパイピングを白と黄色の間に挟むことも考えました。が、販売されている反射材パイピングテープが黒色しかなくて、これは目立ってしまう。反射生地テープに黄色や白もあるので、頑張ればパイピングテープを自作することも可能だったでしょうが没。だって面倒だったし(小声)(震え)。
これで私が事故に巻き込まれたら、ま、ゆるしてちょーよ(許されない)ってことで。

これはマホロアをパパラッチした時の資料。
公式に迷惑をかけなければ何かの参考にしてくださってもOKです。
エアライダーを遊んでいて凄く印象に残ったのがマホロア砲で、マホロア砲の魔法陣をアイロン反射シートに切り抜くことは決定していました。
マホロア砲の時の魔法陣の挙動はエアライダーとWiiDXで微妙に違うのですが、バッグ作りたいと思ったそもそものきっかけがエアライダーなのでエアライダー基準で。
あとはWiiDXで彼の象徴は歯車だと感じたため、歯車とアナザーディメンションのモヤモヤ(?)も。
ちなみに、他の案としてわいわいマホロアランド(WiiDX)の支配人の帽子やローアも考えたりしました。でも図案作るの面倒だし(小声)(震え)。

アイロンラバーシートをカットした後のカス取り作業の様子。
こんな感じでアイロンプリントしない部分はカスとして廃棄するのですが、ちょっともったいないなーと。
空白部分にも適当に図案を作って詰め込んでカットしています。とりあえずマホロアをイメージした歯車模様等はついででいっぱい切り抜いてあります。何処に貼るかは何も決めていなかった。
欲しい方いましたら、こっそりお声がけください。(小声)

そして楽しい楽しいアイロンでの貼り付け作業。
フラップで隠れる袋布の表側にもちょっと貼ってます。はがしたカスの内側を再利用していることがモロバレル。

実はグリッターアイロンシートでアレが貼ってあったりもします。何がとは言わない。

そうそう、アイロンシートはユーロポートさんで購入しています。
元々は企業向けの通販サイトなんでしょうが、個人向けにも少量で売っていただける上にアイロンシートも種類豊富で、発想次第でアレとかコレとか色々できちゃうと思います。
アイロンシートは一応家庭用アイロンでも貼り付け可能とのことですが、本来はちゃんとしたアイロンプレス機を使用する前提のものなので、家庭用アイロンだとちょっと貼り付きが甘いなーって感じることはあります。あくまで自己責任で。

当然ですが、やろうと思えばマホロアのシルエットをアイロンシートで貼ったりとかできたと思います。
が、あくまで私のコンセプトは「オタバレしない、市販品と言い張れるキャラクターイメージバッグ」。キャラクターがドーン!は露骨すぎて個人的に趣味じゃない。
どちらかというとモチーフをちりばめて、分かる人には「もしや?」と分かるラインを攻めるのが好きなので、これくらいがちょうどいいかなーと。
(なのでろうそくイメージ・保冷トートバッグは思いっきり顔が出ているので、私にしては割と露骨な方)

ご破算に願いましては

算出できた生地代だけで約7000円、ファスナー等副資材代や生地を購入するための送料は含まれていません。家にあった接着芯もひとまずノーカン。
アイロンシートやカッティングマシンのレンタル代、アイロンやミシンを稼働させるための光熱費も計上できておりません。
なのでまぁ、材料費だけで1渋沢栄一くらいはかかってるんじゃないですかね?
そして何よりも、手間賃。記憶が正しければ5日くらいかかった気がします。死ぬほどメンドーって訳じゃないけど、あまりやりたくないなーってところです。

45日かけるフルマラソン

手芸で私がよくたとえに出すのが「手芸は45日かけるフルマラソン」です。
フルマラソンの距離は42.195km、オリンピック選手ならこれを2~3時間で走り切ります。これを前準備無しでいきなり走れと言われても一般人は面食らうと思います。
ところが「途中で歩いてもいい、分割してもいい、とにかく42.195kmを完走しろ」と言われたら、少し話が変わってきます。
とりあえず1日1kmだけでも歩いてみる、ちょっと調子がいいなら走ってみる。体調が悪い、天気が悪い日は休んだっていい。今日はいけるなと思ったら2kmぐらい走ってもいい。
まぁ1日1kmを目安に歩いていたら、単純計算で1ヶ月半あれば42.195kmを完走することが出来ます。
手芸ってそういうことなんです。なので手芸に本当に必要なのはセンスでも才能でもなくて、継続力とか持久力とか根気とか、そういうものだと思います。

なお、諸事情により依頼されても作りませんし作れません。ご了承ください。