ケイティ・イメージ・ワンショルダーバッグ

私の!持てる技術力を以て!推しキャライメージバッグを作ったぞおおぉぉぉおぉ!
私はやったんだァーっ!!!

というわけで、うちのグレンアルマイメージバッグ完成です!頑張ったぞ私!

裏側はダブルラッセルメッシュです(リュックの背中とかに使われるぷわぷわした生地)。
縫うの大変すぎて二度とやらん。
ちなみに、縫製はかなり甘いです……orz(ミシンの調整が甘い)

型紙

Pattern Labelさんのワンショルダーバッグを買いました。
ワンショルダーバッグの形にするのは早々に決めていたので型紙を探した結果、これにたどり着きました。
Mサイズ、表布は11号帆布、裏布はオックスで仕立ててます。キャラバッグにするにあたりあちこちカスタム入れてます。
ちなみに11号帆布も買ったときは糊が利いてパリッとした生地だったのですが、縫製に当たりガンガンアイロンとかアイロンスチームとか当てていたらいつの間にかウォッシュ感というか使い込まれた感が出てきました。(帆布の仕様上絶対にそうなる)

オタバレしないキャラクターイメージバッグ

コンセプトは「オタバレしない、市販品と言い張れるキャラクターイメージバッグ」。
誰かに見られたときに一般の方には気づかれない、だけどポケモンを知っている方だと「おや?」となるラインを狙いました。
ポケモンSV作中でも何らかのポケモンを意識しただろう柄のアイテム(DLC後編で追加されたトライアングルリュックtype1~3とか)が登場しましたが、あれくらいのノリです。
またバッグと一言言っても様々な種類があるのですが、個人的に持っていない形状であるボディバッグ系の形状にすることも早めに決めていました
実は構想自体は2022年末くらいにできていたのですが、どういう形にするかなー型紙どーすっかなー資材どーすっかなーと考えているうちに月日は流れ、実際に資材を調達しだしたのは2023年末~2024年1月くらいでした。

「何故資材調達に時間かかってるんだ」と言われそうですが、実はここが大問題で。
今回帆布を使ったのですが、一言帆布と言ってもメーカーが色々あります。そして色がピンキリ。そして生地あるあるなんですが、同じ生地でもメーカーによってビミョーに縮小率とか質とかが違うわけで。メーカーがバラバラの生地を選んでしまうと、完成したときに縮小率の違いなどから型崩れ等の原因となります。そこで1つのメーカーから色が違うだけの帆布を購入しなければならなかったわけです。
今回欲しかった帆布は「黒」「チャコールグレー(暗い灰色)」「暗い赤」「明るい赤」「マスタード(くすんだ黄色)」の5色なのですが、この5色を同時に扱ってる生地メーカーがほぼなくて。地元の手芸屋は全滅。「チャコールグレー」の扱いが壊滅的に少なかったです。
じゃあインターネット通販に手を出すとなると、やっぱりモニター通して見るだけじゃ色が心配だし……で、サンプルを取り寄せたりしました。
あと店によっては発注時の最小注文数が大量すぎて却下になったり。

モチーフはポケモンスカーレットで旅パとして活躍したグレンアルマのケイティです。
さて、ご存じの方もいるとは思いますが、ケイティの名前の由来はイギリスに実在する生地メーカー「リバティ」と、展開している柄の1つ「ケイティ・アンド・ミリー」です。
というわけでケイティ・アンド・ミリーの生地を使うことは早々に決定していました。

ちなみにこれはタナローン生地ではなく、とあるメーカーの別注オックス生地。オックス生地くらいの厚みがないと正直リュックに使うには心配です。

外観はグレンアルマの頭部のイメージで。
色がごちゃごちゃしすぎないよう使用する生地の色は絞りました。

内部はヨロイのイメージで赤&マスタードイエロー的な。
全面花柄にするのも考えたのですが、今後視力が落ちてきたときに花柄だと内部が見づらいということで一部の使用のみに。
いや、どう考えても今後老眼になる未来しかなくて……。(白目)

一番のカスタムポイントは頭部のヨロイをイメージしたマチ部分。
ここだけで計算めっちゃ時間かかりました。二度とやらん。

そしてこれは計算にめっちゃ苦戦している最中の図。

パイピング

フラッシュ焚いて撮影したの図。白く光っている部分が反射材です。
Pattern Labelさんではファスナー等の副資材も購入でき、特に前面ファスナーには反射材がついているのですが、正面(背負った場合は背面)からでないと反射しなくて。
夜間自転車によく乗る私としては、できれば横からも見えるよう何らかの反射材を使いたくて。
LIGHT FORCEさんよりパイピングテープを調達しました。国産メーカーで、生地がレインボーに反射する様子がたまーにSNSでバズったりしてます。
切り替え部分にパイピングを挟み込みました。反射生地を前面に使うというのも考えたのですが、色々考えた末に却下。
しかしこのパイピング縫い付けも死ぬほど面倒すぎて二度とやらん。

アイロンラバーシート

頭部のあの模様、どう入れようかと考えて。
アイロンフェルトとか刺繍とかも考えたのですが、最後にたどり着いたのがアイロンラバーシートでした。
単色で生地に模様を入れる時に使うシートです。業務用ならばでっかいホットサンドメーカーみたいなので接着するのですが、物によっては家庭のアイロンでもなんとかなるということで何とかしました。
デザインナイフ等で切り抜いてもよかったのですが、なるべく精密に切り抜きたかったのでカッティングマシンも借りました。完全に採算度外視。

ところでこのカッティングマシン、アイロンラバーシート、紙類のみならず布地も切れるらしくて。
精密な形に切り抜くのが得意なので、パッチワーク等同じ形に大量のパーツを切り抜くのにも向くみたいです。
……あれ?手芸の際に生地を切る人いらなくね……?(※家庭用カッティングマシンのサイズに限界はある)

余談。
カッティング用のデータはあらかじめパソコンで作れた上、パソコンからマシンにデータを転送する為のソフトもあったのですが。
ソフトにカッティング用データを読み込ませたところ、真っ先に表示された単位が「インチ」でした。(後でcm表記に切り替えられた)
ヤーポン法死すべし慈悲はない。

ピスネーム

とりあえず何かのブランドっぽくさせられているうちの個人サイト名。
カバンとか衣類とかについてる、メーカーのロゴが入ってたりするアレです。これがあるだけで何となーく既製品っぽさが出ます。
一昔前はピスネームと言えば織ネームが大半で、発注するにしても画像データを納品して最小単位も100枚からで……というのが多くて素人には手が出せなかったのですが、最近はプリントで小ロットから印刷していただける業者さんも増えてきまして。(織ネームとプリントネームではメリットデメリットもあるのだが、ここでは割愛)
今回はおしゃべリボンさんに画像データを入稿してお願いしました。(フォントの種類と文字、レイアウトだけを指定して印刷してもらうセミオーダーもあります)
あ、お子さんの名前をプリントしてお名前ネームを作ってくれるサービスもあるみたいです。後は縫い付けるだけで名前つけができるってシロモノですね。
……え、入園入学のためのグッズ準備シーズンはもう過ぎてる……?

そしてここのヒートカットがめっちゃくちゃにガタついて「ヒートカット」の話を思いつくのでした。

布ベルト

Pattern Labelさんで購入した副資材セットにはベルト用テープも付属していたのですが、購入したのが黒一色で。
ちょっと面白くないなーってわけで、布ベルト作りました。

花柄生地を使ったのが内生地だけだったので、布ベルトに装飾入れてもいいかなーと。
装飾付き布ベルトは作ってみたら思いの外簡単に作れたので(当社比)また作ってみてもいいかもしれない。(また作るとは言っていない)

で、製作費は?

今回は採算を度外視した一点物なので、残念ながら大量生産を前提とした工業簿記の計算式が使えません。
例えば一般的な工場なら「材料を○○○個投入して(実際は人件費とか光熱費とかもっと複雑になる)製品が▲▲個できたから、作るのにかかった費用をできた製品の個数で割って……」みたいに計算できるのですが、今回の場合「このリュックを作るのにこの生地を新規で買ったから、ハギレが残っていようがこの生地の購入費用全部計上する!」方式で行きます。
とりあえず生地代とアイロンラバーシート代だけで9000円くらいの計算になりました。糸とか金具とか副資材代を含めると確実に諭吉さん超えます。
算出できないので計算に含められませんが、ミシンやアイロンを稼働させるための光熱費、あと通販で取り寄せたものは送料も。カッティングマシンのレンタル代も馬鹿にならない数字です。
そして何よりも私の人件費(大体30時間くらい)が含まれていませんよ!
手作り品ってそういうもんです。買えるなら買う方がずっと早いです。最近手芸屋等による入園入学グッズの製作代行サービスが出てきましたが(流行る要因が様々あるとはいえ)ホントいい時代になりました。自分でできないことを札束で解決するのは悪いことではないと思ってます。

なお当然ですが、利権等の都合で「材料費払うから作って」と言われても作りません、作れません。予めご了承ください。