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0622グレートシング鉱物
金剛石(こんごうせき・英名:diamond)
言わずと知れた宝石の王様。正体は炭素が結晶化した元素鉱物。
地球で最も硬い物質と言われるが劈開が完全であり、特定の方向に強い衝撃を与えると容易に割れてしまう。また可燃物であり、燃焼すると二酸化炭素となってしまうため灰すら残らない。
ダイヤモンドに見られる眩いほどの煌めきは高い屈折率とそれを生かすことができる精密なカットによるもの。その為僅かでもカットを誤ると光を反射できなくなり、煌めきを失ってしまう。古来より如何にダイヤモンドを美しく見せるかのカット方法は研究されており、現在最も目にするだろう正円のブリリアントカットは最適解の1つとも言える。
実は先日の新宿ミネラルフェア、感染対策もした上で行ってきました。
ダイヤモンドの原石もいくつか見せていただいたんですが、ダイヤモンド原石は完璧に結晶したものは正八面体。ただし如何せん自然物なので、ピラミッド部分が歪んでたり、表面がガタガタしてたり、何なら正八面体風だったり、八面体の面影がないような形状のものだってあるわけで。
その中でも「ソーヤブル」と呼ばれる完璧な形状をしたダイヤモンド原石はそれはもう見事な見応えだったんですが「あまりにも完璧すぎて気持ち悪い」という感覚がぬぐい切れませんでした。
「完璧なもの、完全なもの=工業製品のような人工物」であって、自然物があまりにも完璧な形状をしていると不自然、ありえないと漠然と感じる節があるようです。
……が、表面が確認しやすいダイヤモンド原石の中には「トライゴン」という、自然の作用でできた三角形のへこみのようなものがみられるものもありまして。
ソーヤブルのダイヤモンド原石の表面にトライゴンを確認できると、あぁ、これは完璧ではない自然物なんだなと安心できるのです。
Special Thanks:XXX万円のファンシーでビビッドなピンクダイヤモンドを見せてくださった某ディーラーさん