マジェスティックに魅せられて

先日手芸屋に立ち寄ったところ、スワロフスキーが新色としてマジェスティックブルーを
発売していまして。
既に販売されている青色のサファイアと比べると、ぐっとしっかりした青色です。
……で、この青色ってアキの青色じゃないか?と。
そんなわけでスワロフスキーと金具を買い込んで、一晩で仕上げてみました。
(ただし固着させる時間は除く)
アクセ-アキ
イメージとしては彼のネックレスと瞳。
スワロフスキーの石は専用の石座に留め、それを座金にテグスで固定しているのですが
固定位置が気に入らず、何回か解いてやり直してます。
普段糸と針ばっか使ってると、テグスって使いにくい!orz
あと金属パーツやブローチ台を接着するために使ったセメ○インが無茶苦茶臭かったです。
それとですね、最近パ○ツクラブの金具の色がリニューアルとかでゴールドがライトゴールドに
変わったのですが、このライトゴールドの色合いがあまり好きじゃない。
店舗によってはまだゴールドカラーの在庫が残っているのですが、8mmラウンド石座
(赤い石を止めている金具)だけは何軒かはしごしてもゴールドの色がなかったです。
アクセ-ナギト
……で、既に次の事も考えてたりするわけです。
今更ながらアキの資料。
アキ全身図
何処かの民族衣装を思わせる服を着た、氷の術を得意とする少年。
ただし世界中の民族衣装を探しても似たような意匠はない。
その正体は[編集済]
現在某所にて絶賛暗躍中のアキ。
自分でも彼の思惑が読めないです。


「幸せの青い鳥」か。
ここではその話をしない方がいい。
この沙漠じゃ「青い鳥」は不吉や凶兆の象徴だからな。
神話を要約するとだな、神々が人間の世界から去る際に最後の保険として
1人の神サマを人間の世界に残したわけだ。
最も冷たい地から取り出された、凍てついた塊から生み出されたのが「終わりの神サマ」だ。
その神サマは青い鳥の姿で描かれる。天を覆うほどの翼で空を濁らせ、
色のない灰を降らせ、世界から何もかもを奪っていく「終末を告げる青い鳥」だ。
人間の傲慢で世界が大きく動くとき、青い鳥は目を覚ます。
……まぁ、そんなとこかな。転じてこの辺りで「青い鳥」と言えば「触れてはならないもの」
「むやみやたらに起こしちゃいけないヤツ」みたいな意味もある。
だがな、青い鳥はまだ眠ってるんだよ。この沙漠に封印されているからさ。
あのオアシス、見たか?昼間に行っても水面が何時も凍っているという、あのオアシスさ。
あそこに神サマは眠っている……という伝説だ。
知っての通り、この沙漠は昼間は暑く、夜は寒い。神サマは身体を氷の中に埋めて、昼間の暑さに
何とか耐えているらしい。夜の寒さでその神サマは力を取り戻すが、一晩で取り返せる力なんて
微々たるものだ。力を取り戻して目を覚ます前に昼が来て、また熱に耐えるしかない。
だから、世界が本当に終わる時ってのは太陽が燃え尽きた時だ。
陽が消え、神サマを妨げる力がなくなったとき、終わりの神サマは真の力を取り戻して目を覚ます。
そして世界を終わらせるために飛び立っていくだろう。
だから俺達にとって太陽神は残酷な神サマでありながら、終わりの神サマを目覚めさせないための
監視者でもある。
だがよ、きつい日差しを憎むのは終わりの神サマも、俺達も同じだ。
むしろ神々の都合で人間の世界に取り残され、封印され眠り続ける神サマの方に
人間の方が同情しちまった。そしてその力を何とか借りることができないかと人間は考えた。
そして作られたのが神サマを模した、赤いガラスの目玉模様のお守りだ。
知っての通り、コイツは魔除けのお守りとして知られている。
それもそのはず、終わりの神サマがじっと睨んでいるようなものだからね。
さぁて、旅人さん。おひとつどうだい?お前さんの旅を最後まで見守ってくれるだろう。
-崩壊した世界の記録より-
このオアシスの云われの伝説だ。
昔、このオアシスに暮らす人々は放浪民族だった。
羊を連れ、僅かに残る灌木や水の出る場所を探し、荒野を彷徨う民だった。
乏しい地に暮らす我らが裕福なわけがない。石を積み、布を張ってテントを作り
その下で細々と暮らしていた。
ある日、そのキャンプに見知らぬ少年がやってきた。
ボロ布のマントを羽織った赤い瞳の少年は族長を訪ね、沙漠で迷子になってしまったから
1晩だけでも泊めてくれないかとお願いした。
我々でなくとももっと豊かな町やキャンプはあったろうに、全て断られたらしい。
族長は嫌な顔することなくその少年を迎え入れた。一族にできるだけ丁寧にもてなすよう言い、
貴重な水でお茶を出し、パンとバター、チーズと干し肉を振る舞った。
少年は丁寧にお礼を言って、その日は我らと共に同じテントの下で眠った。
次の日のことだ。
夜明けとともに目を覚ますと、少年はいなくなっていた。
その代わりに、キャンプの傍に豊かな水を湛えたオアシスが広がっていた。
我らはあの少年がオアシスになったのだと解釈し、水の恩恵に肖った。
このオアシスは消えることはなかった。しばらくは荒野を放浪し時折立ち寄るだけだったが
やがて我らはこの地に留まり、ナツメヤシやサトウキビを育てて暮らすようになったのだ。
それからだ、立秋の日はオアシスに感謝する祭りが行われるようになったのだ。
日が短くなるはじまりの夜に祈りを捧げて、夜通し歌や音楽を鳴らし続けるのだ。
この日の為だけにご馳走も振る舞われる。普段は禁止されている酒もだ。
そしてな……奇妙なことに、その祭りでは時折あの少年が見かけられるというのだ。
ボロ布のマントを羽織った、赤い瞳の少年だ。
毎年、祭りが終わった頃に誰かがぽろっと言うんだ。「そういやあの赤い瞳の少年は誰?」ってな。
大抵はランプの光や火を嫌い、物陰に隠れるようにいるらしい。
俺だって見たことはない。探すと見つからないってやつだ。
案外、ヤツも人間のふりをして祭りを楽しみたいのかもな。
-崩壊した世界の記録より-